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御符
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おふだ
ふりがな文庫
“
御符
(
おふだ
)” の例文
劉は太守の前にある筆や
硯
(
すずり
)
を借りて、なにかの
御符
(
おふだ
)
をかいた。そうして、机を一つ叩くと、忽ちそこへ五、六人の鬼があらわれた。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
其容子を見て居た人は、デカを可愛がる人であったので、デカを連れ込んで、
水天宮
(
すいてんぐう
)
の
御符
(
おふだ
)
など飲ましたが、駄目であった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
社
(
やしろ
)
まわりでは
産小屋
(
うぶごや
)
を別に立てて、
引籠
(
ひきこも
)
る。それまではなくても、浦浜一体にその荒神を恐れました。また霊験のあらたかさ。可心は、黒島でうけた
御符
(
おふだ
)
を、道中安全、と
頭陀袋
(
ずだぶくろ
)
にさしていた。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お前はこれから手をまわして、この近所で
池鯉鮒
(
ちりゅう
)
様の
御符
(
おふだ
)
売りの泊っているところを探してくれ。
馬喰町
(
ばくろちょう
)
じゃああるめえ。万年町辺だろうと思うが、まあ急いで見つけて来てくれ。
半七捕物帳:05 お化け師匠
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“御符(
お守り
)”の解説
お守り(おまもり、御守り、御守)とは、厄除け(魔除け)、招福(開運、幸運)、加護などの人の願いを象った物品(縁起物)である。護符、御符とも呼ばれる。外来語で言うとアミュレット、タリスマン、チャームなど。
日本の神社や寺院で配布されるお守りやお札は鎌倉時代から存在するが、これらは道教の符録を日本化して利用したのが始まりである。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
符
常用漢字
中学
部首:⽵
11画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂