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御感
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ぎよかん
ふりがな文庫
“
御感
(
ぎよかん
)” の例文
嬢様は荒尾君の大傑作を
縕袍
(
どてら
)
と間違へて
在
(
い
)
らツしやると見える。それでも荒尾先生、
御感
(
ぎよかん
)
を忝ふしたと心得て感涙に
咽
(
むせ
)
んで、今度は又堪らないものを作つた。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
帝王の目をひいて、
御感
(
ぎよかん
)
にあづからうとするには、何でも人一倍ひねつた、縁起のいいものでなければと、わざとめでたい名をつけて来たのも少くはなかつた。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
差上しに二條家
御感
(
ぎよかん
)
の餘り其
儘
(
まゝ
)
奏聞
(
そうもん
)
なし給へば
賤敷
(
いやしき
)
女にも
斯
(
かゝ
)
る
風流
(
ふうりう
)
有けるよと
即座
(
そくざ
)
に御
歌
(
うた
)
所へ
遣
(
つか
)
はされ
歌仙
(
かせん
)
へ
加
(
くは
)
へさせられ又
北面
(
ほくめん
)
北小路
(
きたこうぢ
)
從五位下
東大寺
(
とうだいじ
)
の
長吏
(
ちやうり
)
若狹守藤原保忠
(
わかさのかみふぢはらやすたゞ
)
勅使
(
ちよくし
)
として祇園へ
至
(
いた
)
り 勅使なりと聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御感
(
ぎよかん
)
ななめならず……
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“御感”の意味
《名詞》
天皇、貴人が感心されること。また、気に入ること。
戦功などについて主君が与える感状。御感の御書。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“御感”で始まる語句
御感悦
御感被成