トップ
>
御墨附
>
おすみつき
ふりがな文庫
“
御墨附
(
おすみつき
)” の例文
受け御
手當金
(
てあてきん
)
百兩と
御墨附
(
おすみつき
)
御短刀まで
後
(
のち
)
の
證據
(
しようこ
)
に
迚
(
とて
)
下されしこと
逐
(
ちく
)
一
物語
(
ものがた
)
ればお三
婆
(
ばゝ
)
は大いに
悦
(
よろこ
)
び其後は
只管
(
ひたすら
)
男子の
誕生
(
たんじやう
)
あらんことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
今度盜られたのは、
空與上人
(
くうよしやうにん
)
に與へる筈の、將軍家光公の
御墨附
(
おすみつき
)
、これは千兩箱と違つて掛け替がありませんから、赤井左門も全く弱つてしまひました。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
周旋
(
しうせん
)
すべし依て千兩は千石の
御墨附
(
おすみつき
)
と御引替に
下
(
くだ
)
し
置
(
おか
)
るべしと
語
(
かた
)
らうに兩人とも昨日の
動靜
(
やうす
)
に
安堵
(
あんど
)
しければこの事を所々へ取持たれば其を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御墨附
(
おすみつき
)
が出なければ、さうでなくてさへ公儀に睨まれて居る大場家は明日とも言はず御取潰しになりませう。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
他言は堅く無用に願ひ度い——實は小石川傳通院
大修覆
(
だいしゆうふく
)
のため、御大奧から千兩の寄進があり、それに添へて御簾中樣御奉納の調度品の數々、
御墨附
(
おすみつき
)
一通と共に
銭形平次捕物控:204 美女罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
調へ今や/\と待居たり
只今
(
たゞいま
)
雅樂頭出門との
知
(
しら
)
せに直此方も
繰出
(
くりいだ
)
せり酒井家は
斯
(
かく
)
あらんとは少しも知ず
行列
(
ぎやうれつ
)
嚴重
(
げんぢう
)
に來懸る處此方は
御墨附
(
おすみつき
)
御
短刀
(
たんたう
)
の長持を眞先に進ませ下に/\と
制止
(
せいし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御墨附
(
おすみつき
)
と二千兩の大金を、奧の一と間に飾つて、寢ずの番を附けるやうにして守護したのですが、何處に隙があつたものか、一と晩の内に、千兩箱二つ煙の如く消えてしまつたのです。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
若年寄から東照宮の
御墨附
(
おすみつき
)
——大場家の家寶ともいふべき品——を召上げられ、長い間留め置かれましたが、領地の騷ぎも納まつたので、一と先づ下げ渡されることになつたのはツイ昨日の事。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“御墨”で始まる語句
御墨付