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御厭
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おいや
ふりがな文庫
“
御厭
(
おいや
)” の例文
「どうです、
御厭
(
おいや
)
でなきゃ、鉄道の方へでも
御出
(
おで
)
なすっちゃ。何なら話して見ましょうか」
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いいえ、流儀も何もありゃしません。
御厭
(
おいや
)
なら飲まなくってもいい御茶です」
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ホホホホ
御厭
(
おいや
)
なの——何だか暗くなって来た事。花曇りが
化
(
ば
)
け出しそうね」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕の知つた男にね、細君が
厭
(
いや
)
になつて離縁を請求したものがある。所が細君が承知をしないで、
私
(
わたくし
)
は縁あつて、
此家
(
このうち
)
へ
方付
(
かたづ
)
いたものですから、
仮令
(
たとひ
)
あなたが
御厭
(
おいや
)
でも
私
(
わたくし
)
は決して出て
参
(
まい
)
りません
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「だからあなたもいらっしゃいな、ね。
御厭
(
おいや
)
?」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「だって、何が
御厭
(
おいや
)
なの」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
何故
(
なぜ
)
。
御厭
(
おいや
)
なの?」
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
御厭
(
おいや
)
なんですか」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂