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御依頼
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おたのみ
ふりがな文庫
“
御依頼
(
おたのみ
)” の例文
此婆に迄頭を下げぬばかりの
御依頼
(
おたのみ
)
なんで御座います——此婆にしましてが、
亡
(
せんの
)
奥様
(
おくさま
)
にお乳を差上げ、又た
貴嬢
(
あなたさま
)
をも
襁褓
(
むつき
)
の中からお育て申し
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
けれども
中
(
なか
)
にあつた
手紙
(
てがみ
)
は、状箱とは正反対に、簡単な言文一致で用を
済
(
すま
)
してゐた。
此間
(
このあひだ
)
わざ/\
来
(
き
)
て
呉
(
く
)
れた時は、
御依頼
(
おたのみ
)
通り取り
計
(
はから
)
ひかねて、御気の毒をした。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
この間わざわざ来てくれた時は、
御依頼
(
おたのみ
)
通り取り計いかねて、御気の毒をした。後から考えてみると、その時色々無遠慮な失礼を云った事が気にかかる。どうか悪く取って下さるな。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂