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徒輩
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ともがら
ふりがな文庫
“
徒輩
(
ともがら
)” の例文
文壇も劇壇も、たとへ根柢の無い勢力ではあらうけれど、ほしいままに跋扈してゐるのは向不見の強味を持つ
徒輩
(
ともがら
)
である。
貝殻追放:012 向不見の強味
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
かねて連盟の副頭領とも
恃
(
たの
)
まれていた千石取りの番頭奥野
将監
(
しょうげん
)
、同じく河村伝兵衛以下六十余人の
徒輩
(
ともがら
)
が、いよいよ大石の
東下
(
とうげ
)
と聞いて、
卑怯
(
ひきょう
)
にも誓約に
背
(
そむ
)
いて連盟を脱退したことが判明した。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
がこれらは咎め立するほどの、
価値
(
ねうち
)
ある罪人ではない。それよりも、もつと大きな罪人には、
尸位素餐
(
しいそさん
)
、爵禄を貪つてゐる上に、役得といふ名の下に、いろいろな不埓を、働いてゐる
徒輩
(
ともがら
)
もある。
誰が罪
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
……
嫌疑
(
けんぎ
)
の
徒輩
(
ともがら
)
を
引出
(
ひきだ
)
せ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
“徒”で始まる語句
徒
徒歩
徒然
徒士
徒渉
徒爾
徒然草
徒事
徒労
徒弟