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徒目附
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かちめつけ
ふりがな文庫
“
徒目附
(
かちめつけ
)” の例文
で講武所總體は右の御進發の
御供
(
おんとも
)
、親父も同じく大阪に滯在するうち
徒目附
(
かちめつけ
)
といふ役に轉じた。そこで私も京都の方を
廢
(
よ
)
して、親父と一緒に大阪に來て居た。
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
物音を聞き附けて、最初に駆け附けたのは、泊番の
徒目附
(
かちめつけ
)
であった。次いで目附が来る。大目附が来る。
本締
(
もとじめ
)
が来る。医師を呼びに
遣
(
や
)
る。三右衛門の妻子のいる
蠣殻町
(
かきがらちょう
)
の
中邸
(
なかやしき
)
へ使が走って行く。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
還羅鷄籠
(
とうまるかご
)
に乘せ
徒目附
(
かちめつけ
)
足輕
(
あしがる
)
目附等
警固
(
けいご
)
なし其の外松本理左衞門黒崎又左衞門
市田
(
いちだ
)
武助
栗坂
(
くりさか
)
藤兵衞
抔
(
など
)
吟味
(
ぎんみ
)
掛の役人
何
(
いづれ
)
も
駕籠
(
かご
)
に
打乘
(
うちのり
)
又九郎兵衞夫婦村役人共大勢付
添
(
そひ
)
本多家用人
笠原
(
かさはら
)
常右衞門惣取締として江戸表へ出立なしたりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
良清の家は、須磨の生んだ長男
直之助
(
なおのすけ
)
が夭折した跡へ、孫三郎という養子が来て継いでから、もう久しうなっていた。飯田孫三郎は十年
前
(
ぜん
)
の安政三年から、「武鑑」の
徒目附
(
かちめつけ
)
の部に載せられている。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“徒目”で始まる語句
徒目付
徒目