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後塵
ふりがな文庫
“後塵”の読み方と例文
読み方
割合
こうじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうじん
(逆引き)
「堀川君。海軍の礼式じゃね、高位高官のものほどあとに
下
(
さが
)
るんだから、君はとうてい藤田さんの
後塵
(
こうじん
)
などは拝せないですよ。」
文章
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
二百余名の甲府勤番がそれで納まるか知らん、駒井を頭にいただいて
唯々諾々
(
いいだくだく
)
とその
後塵
(
こうじん
)
を拝して納まっているか知らん。
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大江山は今や決死的覚悟を
極
(
き
)
めた。このままでは、これから先、彼の
後塵
(
こうじん
)
ばかりを
拝
(
おが
)
んでいなければならないだろう。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
後塵(こうじん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“後塵”の意味
《名詞》
後塵(こうじん)
馬車などが通行した後に立つ塵。
(比喩)既に誰かがやったこと。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後塵”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
中島敦
中里介山
正岡子規
吉川英治
永井荷風
海野十三
寺田寅彦
芥川竜之介