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待人
ふりがな文庫
“待人”の読み方と例文
読み方
割合
まちびと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちびと
(逆引き)
ここに梓が
待人
(
まちびと
)
、
辻占
(
つじうら
)
、畳算、夢の
占
(
うらない
)
などいう迷信の
盛
(
さかん
)
な人の中に生れもし育ちもし、且つ教えられもしたことを
予
(
あらかじ
)
め断っておかねばならぬ。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この上はその
待人
(
まちびと
)
の
如何
(
いか
)
なる者なるかを見て、疑は決すべしと、やがてその消息を
齎
(
もたら
)
し
来
(
きた
)
るべき彼の
帰来
(
かへり
)
の程を、陰ながら
最更
(
いとさら
)
に遅しと待てり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
って、明智のアパートに第二の訪問者があった。玉村妙子さんだ。午前、彼女から電話で予告があったので、明智の方でも心待ちにしていたのだ。楽しからぬ
待人
(
まちびと
)
ではあったが。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
待人(まちびと)の例文をもっと
(9作品)
見る
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“待”で始まる語句
待
待遇
待合
待乳山
待兼
待遠
待伏
待構
待受
待乳
検索の候補
其待人也軽以約
人待顔
人待
七人待
人待石
八人待
“待人”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡太郎
高浜虚子
泉鏡花
江戸川乱歩
海野十三