“彌猛”の読み方と例文
読み方割合
やたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相手に侍士は死忿しふんを顯はし切り結ぶ心は彌猛やたけはやれども終に刀を打落され逡巡處たぢろくところ惡漢わるものども寄てたかつて侍士を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
遣込つかひこみのこり少なに成ける程に心は彌猛やたけに思へどもなほ如何に共せんすべなく必竟ひつきやう斯る難澁なんじふに及ぶと云も兒の有故身の振方ふりかたも成ぬなり此上親子おやこ餓死うゑじにに成行事のかなしさよいつそ此子も妻諸共に死んでくれなば此樣に今の困苦こんく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)