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弾丸
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だま
ふりがな文庫
“
弾丸
(
だま
)” の例文
旧字:
彈丸
二発もつゞいて同じ方角から飛んで来て、一弾は一弾より正確であったのに
徴
(
ちょう
)
しても、決して偶然の
外
(
そ
)
れ
弾丸
(
だま
)
でないことはたしかである。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「赤城山に出る天狗は
団扇
(
うちわ
)
天狗というのだ。猟師の持つ鉄
弾丸
(
だま
)
は
惧
(
おそ
)
れるが鉛弾丸は一向惧れないそうだ。このまえ来たとき土地の人の話だった」
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
何しろおれは
間違
(
まちげ
)
えをするなあ悪魔みてえに
速
(
はえ
)
えんだからな。そしておれが
間違
(
まちげ
)
えをやらかす時にゃ、きっと鉛
弾丸
(
だま
)
でやるんだからな。さあ、もうやって来い。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
ああ、よく無事だったな、と私が言うと、どうして? と訊くから、そういうのが、
慌
(
あわ
)
てる銃猟家だの、魔のさした猟師に、峰越しの
笹原
(
ささはら
)
から
狙
(
ねら
)
い撃ちに二つ
弾丸
(
だま
)
を食らうんです。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(
戦
(
いくさ
)
でなければ、また、外国の
艦
(
ふね
)
でもくるのか。鉄砲
弾丸
(
だま
)
は、ご免だぞ)
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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ソレ
弾丸
(
だま
)
でも食って
怪我
(
けが
)
をしては大変と松とも話し、一緒に家へ帰って、師匠に市中の光景などを
手真似
(
てまね
)
で話をしておりますと、ドドーン/\/\という恐ろしい
音響
(
おと
)
が上野の方で鳴り出しました。
幕末維新懐古談:19 上野戦争当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
“弾丸”の意味
《名詞》
弾丸(だんがん)
古代中国で使用された弾弓のたま。
砲弾、銃弾の総称。
(弾丸が速く飛ぶことから)速いこと。急ぐこと。
(出典:Wiktionary)
“弾丸”の解説
弾丸(だんがん、en: bullet)とは、火器から発射されて飛ぶ物体のこと。銃弾および砲弾の総称である。一般的には単に「弾(たま)」ともいう。
(出典:Wikipedia)
弾
常用漢字
中学
部首:⼸
12画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“弾丸”で始まる語句
弾丸黒子
弾丸除
弾丸帯
弾丸痕
弾丸筐
弾丸籠
弾丸跡
弾丸音