張昺ちょうへい)” の例文
秋七月布政使ふせいし張昺ちょうへい謝貴しゃきともに士卒を督してみな甲せしめ、燕府を囲んで、朝命により逮捕せらるべき王府の官属を交付せんことを求む。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
張昺ちょうへい謝貴しゃきの二人、入りてやまいを問うに、時まさに盛夏に属するに、王はを囲み、身をふるわせて、寒きことはななだしとい、宮中をさえつえつきて行く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
徐凱じょがいをして兵を臨清りんせいに練り、ひそか張昺ちょうへい謝貴しゃきに勅して、厳に北平ほくへいの動揺を監視しせしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)