もとお)” の例文
死者の枕辺まくらべ足辺あとべを這いもとおって慟哭どうこくすべきほどに、またその慟哭の声が天上にまでも響き行くべきほどに、悲しいものであった。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)