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延板
ふりがな文庫
“延板”の読み方と例文
読み方
割合
のべいた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のべいた
(逆引き)
濃厚に
嵩
(
かさ
)
を持って、
延板
(
のべいた
)
のように平たく澄んでいる、大岳の影が万斤の重さで
圧
(
お
)
す、あまり
静
(
しずか
)
で、
心臓
(
ハート
)
形の桔梗の大弁を、
象嵌
(
ぞうがん
)
したようだ
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
花か
蔦
(
つた
)
か
或
(
ある
)
は葉か、所々が
劇
(
はげ
)
しく光線を反射して
余所
(
よそ
)
よりも
際立
(
きわだ
)
ちて視線を襲うのは昔し
象嵌
(
ぞうがん
)
のあった名残でもあろう。猶内側へ
這入
(
はい
)
ると
延板
(
のべいた
)
の平らな地になる。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今これら歌麿が美女の長く身にまとひたる衣服の
着様
(
きざま
)
を見るに腰と腿のあたりにて
宛
(
さなが
)
ら
延板
(
のべいた
)
を
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
延板(のべいた)の例文をもっと
(4作品)
見る
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“延”で始まる語句
延
延喜
延々
延喜式
延暦寺
延引
延元
延宝
延享
延棒
“延板”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
小島烏水
夏目漱石
永井荷風