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床場
ふりがな文庫
“床場”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆかば
66.7%
とこば
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆかば
(逆引き)
外には鍛冶のふいごや
鎚音
(
つちおと
)
もしていた。
床場
(
ゆかば
)
の内では、弓の
弦師
(
つるし
)
、具足の修理、くさずりの
縫工
(
ほうこう
)
、
研師
(
とぎし
)
、
塗師
(
ぬし
)
、
革裁
(
かわた
)
ち、
柄巻
(
つかま
)
き、あらゆる部門の職人が見える。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが具足に五体と胆心を固めた藤吉郎は、非難、反目、
嘲侮
(
ちょうぶ
)
、一切に耳もないかの如く、城内
武者溜
(
むしゃだま
)
りの
床場
(
ゆかば
)
に
床几
(
しょうぎ
)
を置き、夜もすがら出兵の人員、隊伍、荷駄、軍需などにわたって指図していた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
床場(ゆかば)の例文をもっと
(2作品)
見る
とこば
(逆引き)
漸
(
やうや
)
く長い冬を
漕
(
こ
)
ぎ抜けることが出来た。しばらく
床場
(
とこば
)
へも行かないと思つて居るうちに、私の頭の髪は
鶉
(
うづら
)
のやうに成つた。今日は久し振りで延びた
髭
(
ひげ
)
を
剃
(
す
)
つた。これで清々した。
突貫
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
床場(とこば)の例文をもっと
(1作品)
見る
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“床”で始まる語句
床
床几
床屋
床板
床下
床柱
床脇
床上
床几場
床店
検索の候補
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“床場”のふりがなが多い著者
島崎藤村
吉川英治