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床几
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しようぎ
ふりがな文庫
“
床几
(
しようぎ
)” の例文
『
君勇
(
きみゆう
)
』とか『
秀香
(
ひでか
)
』とか、
都
(
みやこ
)
の
歌妓
(
うたひめ
)
の
名
(
な
)
を
染
(
そ
)
めた
茶色
(
ちやいろ
)
の
短
(
みじか
)
い
暖簾
(
のれん
)
が、
軒
(
のき
)
に
懸
(
か
)
け
渡
(
わた
)
されて、
緋毛氈
(
ひまうせん
)
の
床几
(
しようぎ
)
を
背後
(
うしろ
)
に、
赤前垂
(
あかまへだれ
)
の
女
(
をんな
)
が、
甲高
(
かんだか
)
い
聲
(
こゑ
)
を
絞
(
しぼ
)
つてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
閃
(
ひら
)
めく
匕首
(
あひくち
)
の下に身を
飜
(
ひるがへ
)
して、右之助は
床几
(
しようぎ
)
を
隔
(
へだ
)
てて聲を絞りました。
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二度目の襲撃、お京は
床几
(
しようぎ
)
に足を取られて、横倒しになつた上へ
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“床几”の意味
《名詞》
腰掛けの一つ。長方形の枠を中央で交叉させ、片方に革などを渡したもの。
広く腰掛けのこと。
(出典:Wiktionary)
“床几”の解説
床几(しょうぎ、状机とも)とは、(1) 移動用の折畳式簡易腰掛け。(2) 木の板に足をつけた腰掛(大辞林)。
(出典:Wikipedia)
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
几
漢検1級
部首:⼏
2画
“床几”で始まる語句
床几場
床几席
床几所
床几脇
床几布令