“君勇”の読み方と例文

読み方	割合
きみゆう	100.0%

きみゆう

『君勇（きみゆう）』とか『秀香（ひでか）』とか、都（みやこ）の歌妓（うたひめ）の名（な）を染（そ）めた茶色（ちやいろ）の短（みじか）い暖簾（のれん）が、軒（のき）に懸（か）け渡（わた）されて、緋毛氈（ひまうせん）の床几（しようぎ）を背後（うしろ）に、赤前垂（あかまへだれ）の女（をんな）が、甲高（かんだか）い聲（こゑ）を絞（しぼ）つてゐた。

死刑 (旧字旧仮名) ／ 上司小剣(著)

君	常用漢字 小３ 部首:⼝ 7画
勇	常用漢字 小４ 部首:⼒ 9画