“幼(いと)” の例文
まだ幼(いと)けなき少年の頃よりして、この故しらぬ靈魂の郷愁になやまされた。夜床はしろじろとした涙にぬれ、明くれば鷄(にはとり)の聲に感傷のはらわたをかきむしられた。
青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)