“老幼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らうえう50.0%
ろうよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みち出合であ老幼らうえうは、みな輿けてひざまづく。輿なかではりよがひどく心持こゝろもちになつてゐる。牧民ぼくみんしよくにゐて賢者けんしやれいするとふのが、手柄てがらのやうにおもはれて、りよ滿足まんぞくあたへるのである。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
寺には、僧侶そうりょが斬りころされ、森には裸体はだか老幼ろうようがいましめられて、えと恐怖におののいている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)