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幻妖
ふりがな文庫
“幻妖”の読み方と例文
読み方
割合
げんよう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんよう
(逆引き)
泥沼に
陥没
(
かんぼつ
)
しかかった旅人のように、
無暗矢鱈
(
むやみやたら
)
に
藻掻
(
もが
)
き廻るその
裸形
(
らぎょう
)
の男三人、時に赤鬼があばれるように、時にまた海坊主がのたうち廻るような
幻妖
(
げんよう
)
なポオズ——だが
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
手妻の一点張りで
舞台
(
みせ
)
を張ってみてえ気もあってひとつ根限り、
幻妖
(
げんよう
)
摩訶
(
まか
)
不思議てえところを腕によりをかけて見せてえ気もちも大きにあるのだが、ついては、新奇の
演
(
だ
)
し
物
(
もの
)
をつくって
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「世に理のなき妖術などがあろうか。
武夫
(
もののふ
)
たるものが、
幻妖
(
げんよう
)
の術に怖れて、木の根にすがり、大地を這い、戦意を失うとは、何たるざまぞ。すすめや者ども、関羽の行く所には妖気も避けよう」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幻妖(げんよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
幻
常用漢字
中学
部首:⼳
4画
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“幻”で始まる語句
幻
幻影
幻象
幻想
幻燈
幻覚
幻滅
幻像
幻術
幻想的
“幻妖”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
海野十三