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干乾
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ひぼし
ふりがな文庫
“
干乾
(
ひぼし
)” の例文
何をするか知らぬと思う間もなく、三日半も
干乾
(
ひぼし
)
にして
庭樹
(
にわき
)
の枝に縛り付けてあった
囚人
(
しゅうじん
)
目がけてズドンと一発放つや否や、キャッという叫び声。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
道也には
妻
(
さい
)
がある。妻と名がつく以上は養うべき義務は附随してくる。
自
(
みず
)
からみいらとなるのを甘んじても妻を
干乾
(
ひぼし
)
にする
訳
(
わけ
)
には行かぬ。干乾にならぬよほど前から妻君はすでに不平である。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「稼がなければ、これ丈けの人数が
干乾
(
ひぼし
)
になるから仕方がないんだ」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
……
復讐
(
かたきうち
)
をする前に、こっちが
干乾
(
ひぼし
)
になってしまう。そのくせ、内蔵助などは、あの
豪奢
(
ごうしゃ
)
ぶり、子供に、無心の手紙を、両三度持たせてやったが、返事もよこさん。自体、人を小馬鹿にしたやり口だ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“干”で始まる語句
干
干戈
干潟
干物
干支
干瓢
干渉
干魚
干上
干鰯