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帷
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ゐ
ふりがな文庫
“
帷
(
ゐ
)” の例文
しかし「手紙は山陽が
方
(
まさ
)
に
纔
(
わづか
)
に茶山の塾を去りて京都に
帷
(
ゐ
)
を
下
(
くだ
)
せる時書かれたる者」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
豊洲は中年にして与力の職を弟
直道
(
なほみち
)
に譲り、
帷
(
ゐ
)
を
下
(
くだ
)
し
徒
(
と
)
に授けたと云ふ。墓誌に徴するに、与力を勤むることゝなつてから本郷に住んだ。致仕の後には「下帷郷南授徒」と書してある。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
次で山陽は
帷
(
ゐ
)
を新町に下して、京都に土著した。嘗て森田思軒の引いた菅茶山の蘭軒に与ふる書は、此比裁せられたものであらう。当時の状況を察すれば、書に
怨懟
(
ゑんたい
)
の語多きは怪むことを
須
(
もち
)
ゐない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
帷
漢検1級
部首:⼱
11画
“帷”を含む語句
帷幕
帷帳
帷幄
窓帷
経帷子
湯帷子
竪帷
帷中
垂帷
帷子
鎖帷子
經帷子
白帷子
古帷子
浴帷子
帷衣
鎖帷子組
生帷
講帷
繍帷
...