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帰臥
ふりがな文庫
“帰臥”の読み方と例文
読み方
割合
きが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きが
(逆引き)
こんな豪傑がすでに一世紀も前に出現しているなら、吾輩のような
碌
(
ろく
)
でなしはとうに
御暇
(
おいとま
)
を頂戴して
無何有郷
(
むかうのきょう
)
に
帰臥
(
きが
)
してもいいはずであった。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
半蔵の学友、
蜂谷香蔵
(
はちやこうぞう
)
、今こそあの同門の道づれも郷里中津川の
旧廬
(
きゅうろ
)
に
帰臥
(
きが
)
しているが、これも神祇局時代には
権少史
(
ごんしょうし
)
として師の仕事を助けたものである。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
其処
(
そこ
)
は神田区松枝町二十三番地である。大正六年玉池仙館は主人石埭翁の名古屋に
帰臥
(
きが
)
するに臨んで日本橋の富商某氏の有となり、大正十二年九月の大火に
燬
(
や
)
かれた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(5作品)
見る
“帰臥”の意味
《名詞》
官職などを辞職して故郷に帰り、隠栖すること。
(出典:Wiktionary)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰来
帰洛
帰京
帰省
検索の候補
御帰臥
“帰臥”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
中島敦
島崎藤村
夏目漱石
永井荷風