差添さしそ)” の例文
ぶんだけは、鰐皮わにがは大分だいぶふくらんだのを、自分じぶん晝夜帶ちうやおびから抽出ひきだして、袱紗包ふくさづつみと一所いつしよ信玄袋しんげんぶくろ差添さしそへて
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
訴え事があるならば差添さしそい同道、書面をもって願い立てろと門番がどなって、二度目に手あらくどんと門外へつき出すのだがそれを押しきり、三度目に御門内にとびこんで
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
甲「辨天屋祐三郎抱え紅梅、勇之助代かや、差添さしそうたか」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)