巡礼じゆんれい)” の例文
旧字:巡禮
幼児をさなごしろ蜜蜂みつばち分封すだちのやうに路一杯みちいつぱいになつてゐる。何処どこからたのかわからない。ごくちひさな巡礼じゆんれいたちだ。胡桃くるみ白樺しらかんばつゑをついて十字架クルス背負しよつてゐるが、その十字架クルスいろ様々さまざまだ。
奉謝ほうしやはむ巡礼じゆんれいすずしさ、わかさ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)