“巡礼染”の読み方と例文
読み方割合
じゅんれいじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういえば用が用、仏像を頼みにくのだから、と巡礼染じゅんれいじみたも心嬉しく、浴衣がけで、草履で、二つ目へ出かけたものが、人のせなかで浪を渡って、船に乗ろうとは思いもかけぬ。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)