“坂東巡礼”の読み方と例文
読み方割合
ばんどうじゅんれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなじ宿場しゅくばのきをながしていた坂東巡礼ばんどうじゅんれいの三十七、八ぐらいな女——わが子をたずねて坂東めぐりをしてあるくおときという女房にょうぼう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
せずして、かれの周囲しゅういを、一同のものがドッと取りまいた、ただそのようすを、さびしそうにながめていたのは、坂東巡礼ばんどうじゅんれいのおときであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)