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坂東声
ふりがな文庫
“坂東声”の読み方と例文
読み方
割合
ばんどうごえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんどうごえ
(逆引き)
振り返ると、それはもう六十に近い、人品のよい武士で、
引立
(
ひきたて
)
烏帽子をかぶって、萌黄と茶との片身替わりの
直垂
(
ひたたれ
)
を着て、長い太刀を
佩
(
は
)
いていた。彼は白い口髯の下から
坂東声
(
ばんどうごえ
)
で言った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「おかしな男を討ち取ってございます。唯の侍かと思うと錦の直垂などを着け、大将軍かと思えば後に続く侍もなく、名乗れといっても名乗りたがらず、それに声は
坂東声
(
ばんどうごえ
)
でござったようです」
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「たわけ者っ」外へ向って
一喝
(
いっかつ
)
した者がある。
錆
(
さび
)
のある太い
坂東声
(
ばんどうごえ
)
だ。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坂東声(ばんどうごえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“坂東”で始まる語句
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坂東骨
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坂東三津五郎
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作者不詳
吉川英治
岡本綺堂