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山積
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さんせき
ふりがな文庫
“
山積
(
さんせき
)” の例文
事件に関係のありそうな「謎」は後から後へと
山積
(
さんせき
)
したものの、これ
等
(
ら
)
を解くべき「
鍵
(
キー
)
」らしいものは一向に見当らないのだった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
木場
(
きば
)
の町にはむかしのままの堀割が残っているが、西洋文字の符号をつけた
亜米利加
(
アメリカ
)
松の
山積
(
さんせき
)
せられたのを見ては、今日誰かこの処を、「伏見に似たり桃の花」というものがあろう。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
座蒲団
(
ざぶとん
)
だ——その御書院番士の座蒲団が一枚
空
(
あ
)
いているからと言って、官報第何号か何かでその欠員を募集するてエと、願書が何千通
山積
(
さんせき
)
して、その中で
高文
(
こうぶん
)
をパスしたやつが何百人
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
もちろん、その首の下には完全な胴や手足がついていたわけで、彼らは、きょときょとと
山積
(
さんせき
)
された人造人間に、
怪訝
(
けげん
)
な目を光らせていた。
人造人間戦車の機密:――金博士シリーズ・2――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
積
常用漢字
小4
部首:⽲
16画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車