“山稼”の読み方と例文
読み方割合
やまかせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさしくこの地方に見る、あたりまえの山稼やまかせぎの二人の農夫で、仕事着を着て、籠を背負ったなり。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
とすた/\小走こばしりにけてて、背後うしろからたもと引留ひきとめた、山稼やまかせぎのわかをとこがあつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いとはず朝はしらむを待て起ききりみの山稼やまかせぎ人はもどれど黄昏たそがれすぎ月のなき星影ほしかげ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)