“やまかせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山稼83.3%
山挊16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いとはず朝はしらむを待て起ききりみの山稼やまかせぎ人はもどれど黄昏たそがれすぎ月のなき星影ほしかげ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
昼は山稼やまかせぎ畑稼ぎをして、夜になっては大概早く戸を締めて人とも交際しません。
いずれ、山挊やまかせぎのものか、乞食どもの疎匇そそうであろう。焼残った一軒も、そのままにしておいては物騒じゃに因って、上段の床の間へ御仏像でも据えたなら、かまえおおきい。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)