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山稜
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さんりょう
ふりがな文庫
“
山稜
(
さんりょう
)” の例文
時には
山稜
(
さんりょう
)
の亀裂から、熔岩の噴流が数百フィートも吹きあがる場合もあるが、いわゆる爆発とはだいぶようすがちがっている。
黒い月の世界
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
そしていつか薄明は
黄昏
(
たそがれ
)
に入りかわられ、苔の花も赤ぐろく見え西の
山稜
(
さんりょう
)
の上のそらばかりかすかに黄いろに
濁
(
にご
)
りました。
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
高地の一部を占領して、
山稜
(
さんりょう
)
に
拠
(
よ
)
っている足利方を、両断するの作戦であったらしい。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
劃
(
かぎ
)
る黒い
尖々
(
とげとげ
)
の
山稜
(
さんりょう
)
の向うに
落
(
お
)
ちて
薄明
(
はくめい
)
が来たためにそんなに
軋
(
きし
)
んでいたのだろうとおもいます。
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“山稜”の意味
《名詞》
山稜(さんりょう)
尾根。
(出典:Wiktionary)
“山稜(
尾根
)”の解説
尾根(おね)は、谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なりのことである。山稜(さんりょう)、稜線(りょうせん)とも言う。地図上では等高線の突出として示される。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
稜
漢検準1級
部首:⽲
13画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車