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山原
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やんばる
ふりがな文庫
“
山原
(
やんばる
)” の例文
而
(
しか
)
してこの精神は遂に発して南洋との貿易となり、
山原
(
やんばる
)
船は
遥
(
はるか
)
にスマトラの東岸まで航行して
葡萄牙
(
ポルトガル
)
の冒険家ピントを驚かしたのである。
琉球史の趨勢
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
カワラはもとカハラで、地方によっては訛ってガハナ(カハナ)とも呼んだもののごとく、島袋源七君の『
山原
(
やんばる
)
の土俗』収むる
国頭
(
くんちゃん
)
の民謡に
八坂瓊之曲玉考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
沖縄の炭焼長者の女房などは、雀に
山原
(
やんばる
)
の炭焼き谷に行けと教えられて、長者の始祖になったといわれている。ここではクルクルというのが雀の囀ずりの声であった。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
と
謂
(
い
)
って、稲の種子を授けることになっていたと、
島袋
(
しまぶくろ
)
君の『
山原
(
やんばる
)
の土俗』には報じている。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
山原
(
やんばる
)
の
神詛
(
おもり
)
に数首出ているのと照し合わせて、いわゆる「やまと旅」の目的の、ただに物質的要求のみならず、宗教的要求あるいは余り物質的でない要求の顕著であったことを述べ
土塊石片録
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
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今でも
国頭
(
くにがみ
)
郡の
田港
(
たみなと
)
の海神祭の神歌には、おし鳥がこの
甘種
(
あまたね
)
白種を口にくくんで、
畔
(
あぜ
)
から蒔き散らしたと唱えていることが、島袋源七君の『
山原
(
やんばる
)
の土俗』に見え、遠く北に離れた
奄美大島
(
あまみおおしま
)
などでも
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“山原”の解説
山原(やんばる)は、沖縄県沖縄本島北部の、山や森林など自然が多く残っている地域を指す。
また、広義には沖縄本島の、北部地域の名護市および国頭郡に属する市町村全域を指す。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車