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小舅
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こじゅうと
ふりがな文庫
“
小舅
(
こじゅうと
)” の例文
だから突然この
小舅
(
こじゅうと
)
と自分の間に
御櫃
(
おはち
)
を置いて、互に顔を見合せながら、口を動かすのが、御米に取っては一種
異
(
い
)
な経験であった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
好
(
よ
)
い
御方
(
おかた
)
ですし、外には、門野は一人子だものですから、
小舅
(
こじゅうと
)
などもなく、却て気抜けのする位、御嫁さんなんて気苦労の
入
(
い
)
らぬものだと思われたのでございました。
人でなしの恋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
然し蒲生家の者は、其歌は賢秀の上を云ったのでは無く、賢秀の
小舅
(
こじゅうと
)
の後藤末子に宗禅院という山法師があって、山法師の事だから
兵仗
(
へいじょう
)
にもたずさわった、其人の事だ、というのである。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「わしはな、その
孫提轄
(
そんていかつ
)
の
小舅
(
こじゅうと
)
にあたるもんですよ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まあ普通の
小舅
(
こじゅうと
)
ぐらいの親しみはあると信じているようなものの、こんな場合になると、つい実際以上にも気を回して、自分だけが小六の来ない
唯一
(
ゆいいつ
)
の原因のように考えられるのであった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
舅
漢検1級
部首:⾅
13画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父