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小慧
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こざかし
ふりがな文庫
“
小慧
(
こざかし
)” の例文
尤も
猿公
(
えてこう
)
のなかでも、少し
薄鈍
(
うすのろ
)
なのは、
餌
(
ゑ
)
を食べると直ぐ
遁
(
に
)
げ出すので滅多に
捕
(
つかま
)
へられる事はないが、智慧自慢の
小慧
(
こざかし
)
いのに限つて、猟師の真似をして、戸棚に入るといきなり
扉
(
と
)
を閉めてしまふので
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
打つ危ない馬車に乘らるべきか
外
(
ほか
)
に馬車なくば破談にすべしと云へばナニお客樣途中で
破
(
こは
)
れるやうな事はございません
破
(
こは
)
れても上の屋根だけですから
轉
(
ころ
)
がり落る程の事は有ませんサアお乘りなさいと二十三四の
馬丁
(
べつたう
)
平氣なれば餘義なくこれに乘る二十三四の
小慧
(
こざかし
)
き
奴
(
やつ
)
客を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
“小慧”の意味
《名詞》
小賢しいこと。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
慧
漢検準1級
部首:⼼
15画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父