“尊体”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほんみ33.3%
からだ33.3%
そんたい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小弟けふより出雲に下り、せめては一一七骨ををさめてしんまつたうせん。一一八きみ尊体おほんみを保ち給うて、しばらくのいとまを給ふべし。老母云ふ。吾がかしこに去るとも、はやく帰りて老が心を休めよ。
しかり候ても日々物思いに沈み参らせ候 これまで何心なく目もとめ申さざりし新聞の天気予報など今いますあたりはこのほかと知りながら風など警戒のいで候節は実に実に気にかかり参らせ候 何とぞ何とぞお尊体からだ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
すでにおいのちのないものなら、まことにご武運のすえ、また人力じんりょくのおよぶところではござりませぬが、ただいま、大九郎の話によれば、まだご尊体そんたいにはなんのご異状いじょうなく、明朝
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)