將來ゆくすゑ)” の例文
新字:将来
わが將來ゆくすゑの事につきて諸〻のいたましきことばを聞きたり、但し命運我をつとも我よく自らとれにふるをうるを覺ゆ 二二—二四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
世に望みなき身ながらも、我れから好める斯かる身の上の君の思召おぼしめしの如何あらんと、折々をり/\思ひ出だされては流石さすが心苦こゝろぐるしく、只〻長き將來ゆくすゑ覺束おぼつかなき機會きくわいを頼みしのみ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
さても浮世は罪の世の中よな、汲むにあまれる哀れの我が心一つよりこそ、愁ひの眉を笑みにかへて和風こゝに通ふの春色けしきをも見らるべけれど、我が瀬川の家の爲に、與之助が將來ゆくすゑの爲に
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
めしひたり、つまづかめ、將來ゆくすゑ遠く
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)