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密事
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みつじ
ふりがな文庫
“
密事
(
みつじ
)” の例文
川村は本家から派遣されている
密事
(
みつじ
)
の一人で、盛岡藩では若年寄付小人、物産方という軽い役柄だが、七戸では藩政を監査し
奥の海
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
仲間同士のほかは
密事
(
みつじ
)
は命にかけて守る。そのかわり忍一党はどんなばあいも助け合う。仕事のために仆れたやつはその女房子までみんなでみてゆく。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(同月七日従二位にすゝみ玉へり)此
密事
(
みつじ
)
いかにしてか時平公の
聞
(
きゝ
)
にふれしかば、事に
先
(
さきん
)
じて 帝に
讒
(
ざん
)
するやうは、君の御弟
斉世
(
ときよ
)
親王は
道真
(
みちざね
)
の
女
(
むすめ
)
を
室適
(
しつてき
)
して
寵遇
(
ちようぐう
)
厚
(
あつ
)
し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
幕府の
密事
(
みつじ
)
などに聞かれたら、大事になるから、めったに口外せぬつもりでいたが、今日でおれの命も終りになるから、腹を切るまえに、うちあけておく。
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
(同月七日従二位にすゝみ玉へり)此
密事
(
みつじ
)
いかにしてか時平公の
聞
(
きゝ
)
にふれしかば、事に
先
(
さきん
)
じて 帝に
讒
(
ざん
)
するやうは、君の御弟
斉世
(
ときよ
)
親王は
道真
(
みちざね
)
の
女
(
むすめ
)
を
室適
(
しつてき
)
して
寵遇
(
ちようぐう
)
厚
(
あつ
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密告
密偵
密通
密林
密接
密雲