寄席よせせき)” の例文
穿うがち作れる妙案にて喜怒哀楽の其の内に自ずと含む勧懲の深き趣向を寄席よせせきへ通いつゞけて始めから終りを全く聞きはつることのいと/\れなるべければ其の顛末もとすえ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あた講釋かうしやく寄席よせせき追遣おひやあとは忠八おくま清三郎を招き例の如く酒宴さかもりを始め長兵衞が云し事どもを委細ゐさいはなして此上は金子きんす五百兩こしらへ又七にそへ離縁りえんするに如なしすれば長兵衞彼れこれいはれぬすぢなり又七を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)