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家財雜具迄
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かざいざふぐまで
ふりがな文庫
“
家財雜具迄
(
かざいざふぐまで
)” の例文
はじめ
家財雜具迄
(
かざいざふぐまで
)
殘
(
のこ
)
り
少
(
すく
)
なに燒失ひ其のみならず
引續
(
ひきつゞ
)
きて
水旱
(
すゐかん
)
の
難
(
なん
)
に
罹
(
かゝ
)
り難儀の
重
(
かさ
)
なりて年々
殖
(
ふえ
)
る
年貢
(
ねんぐ
)
の
未進
(
みしん
)
に當年こそは是非ともに未進の
皆納
(
かいなふ
)
なすべしと
村役人
(
むらやくにん
)
より
促
(
うなが
)
され素より
篤實
(
とくじつ
)
一
遍
(
ぺん
)
の者なれば十兵衞夫婦は
膝
(
ひざ
)
摺寄
(
すりよせ
)
如何なる
前世
(
ぜんせ
)
の
宿業
(
しゆくごふ
)
にや追々續く
災難
(
さいなん
)
にて
斯迄
(
かくまで
)
困窮
(
こんきう
)
の身となりしぞ
斯
(
かゝ
)
る事の
無
(
なか
)
らん爲
鋤鍬
(
すきくは
)
の
勞
(
らう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
雜
部首:⾫
18画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
迄
漢検準1級
部首:⾡
7画
“家財雜具”で始まる語句
家財雜具