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宰予
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さいよ
ふりがな文庫
“
宰予
(
さいよ
)” の例文
てきぱきした実務家の
冉有
(
ぜんゆう
)
。温厚の長者
閔子騫
(
びんしけん
)
。
穿鑿
(
せんさく
)
好きな故実家の
子夏
(
しか
)
。いささか
詭弁派的
(
きべんはてき
)
な
享受家
(
きょうじゅか
)
宰予
(
さいよ
)
。
気骨
(
きこつ
)
稜々
(
りょうりょう
)
たる
慷慨家
(
こうがいか
)
の
公良孺
(
こうりょうじゅ
)
。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
史記の仲尼弟子列伝中に孔子が、「吾言を以て人を取り之を
宰予
(
さいよ
)
に失う。
貌
(
ぼう
)
を以て人を取り之を
子羽
(
しう
)
に失う」と云っている。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
昼寝をしていた
宰予
(
さいよ
)
は、いい気持になって眼をさました。あたりは
森
(
しん
)
としている。彼は大きく背伸びして、欠伸を一つすると、のろのろと寝台を下りた。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
宰予
(
さいよ
)
昼寝
(
ひるい
)
ぬ。子曰く、
朽木
(
きゅうぼく
)
は
雕
(
ほ
)
るべからざるなり。糞土の
牆
(
かき
)
は
杇
(
ぬ
)
るべからざるなり。予に於て何ぞ
誅
(
せ
)
めんやと。子曰く、始め吾の人に於けるや、其の言を聴きて其の行を信ぜり。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
宰予
(
さいよ
)
が昼寝をしていた。すると先師がいわれた。——
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
宰
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
“宰”で始まる語句
宰相
宰領
宰
宰我
宰取
宰相殿
宰領格
宰府
宰相君
宰八