“さいよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宰予66.7%
歳余16.7%
細舒16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
史記の仲尼弟子列伝中に孔子が、「吾言を以て人を取り之を宰予さいよに失う。ぼうを以て人を取り之を子羽しうに失う」と云っている。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
蘇山人湖南の官衙かんがにあること歳余さいよやまいを得て再び日本に来遊し幾何いくばくもなくして赤坂あかさかひとの寓居に歿した。
旬日に余る旅、しかも多く人の難とする険所をのみ選みしこうなれば、旅中の珍談奇談山のごとし。一々これを細舒さいよしおれば本誌全誌を挙げてもなお不足を覚ゆる位である。