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宅
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ヤカ
ふりがな文庫
“
宅
(
ヤカ
)” の例文
又、自分ののろ
殿内
(
ドノチ
)
の
宅
(
ヤカ
)
つ神なる火の神に
事
(
ツカ
)
へる。其外にも、村全体としての神事には、中心となつて祭りをする。間切、村の
根所
(
ネドコロ
)
の祭りにも与る。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
併し恐らくは、火の神の為に、建て物を構へたのは一つもなく、建て物あつて後に、火の神を祀る事になつたので、某々の家の
宅
(
ヤカ
)
つ神、と考へて来たのに違ひない。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
のろ殿内に祀るのは、表面は、火の
神
(
カン
)
であるが、此は単に、
宅
(
ヤカ
)
つ神としてに過ぎない事は既に述べた。のろ自身は、由来記などに記した程、火の神を大切にはしてゐない。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
即、石上乙麻呂の歌——及び詩——、中臣
宅
(
ヤカ
)
守・
茅上郎女
(
チカミノイラツメ
)
の相聞連作、源融・小野篁・在原行平の歌、其から更に源氏物語その他の、貴人流離の物語の人生観を誘導してゐる。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“宅”の意味
《名詞》
(タク)居所。住居。
(タク)家、家庭。
(タク)自分の家、家庭。
(タク)自分の夫。主人。
(「お宅」の形で)「あなた」の婉曲表現。
(出典:Wiktionary)
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
“宅”を含む語句
帰宅
住宅
在宅
自宅
家宅
大宅
居宅
邸宅
私宅
妾宅
安宅
御宅
火宅
三宅島
歸宅
仮宅
本宅
転宅
光宅
御帰宅
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