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孤身
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こしん
ふりがな文庫
“
孤身
(
こしん
)” の例文
ここに
於
(
おい
)
て甲斐守は
新
(
あらた
)
に静岡の藩主となった徳川氏の
許
(
もと
)
に赴き
自
(
みずか
)
ら赦免を請うた
後
(
のち
)
、
白髪
(
はくはつ
)
孤身
(
こしん
)
、
飄然
(
ひょうぜん
)
として東京にさまよい
来
(
きた
)
ったと云う。
枇杷の花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
三味線一挺あれば、
孤身
(
こしん
)
を養うにはことも欠かないし、身を切るような夜風にふき
曝
(
さら
)
されても、
撥
(
ばち
)
を飯の種と思って
張
(
はり
)
をこめれば、寒さなどは忘れている。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“孤身”の意味
《名詞》
伴侶や知り合いのいない一人だけの身。
(出典:Wiktionary)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤家
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤寂