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嫋女
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タワヤメ
ふりがな文庫
“
嫋女
(
タワヤメ
)” の例文
石
ノ
上
布留
(
フル
)
の
大人
(
ミコト
)
は、
嫋女
(
タワヤメ
)
の
眩惑
(
マドヒ
)
によりて、馬じもの縄とりつけ、
畜
(
シヽ
)
じもの弓矢
囲
(
カク
)
みて、大君の
御令畏
(
ミコトカシコ
)
み、
天離
(
アマサカ
)
る
鄙辺
(
ヒナベ
)
に
罷
(
マカ
)
る。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
石
(
イソ
)
ノ
上布留
(
カミフル
)
の命は、
嫋女
(
タワヤメ
)
の
惑
(
マド
)
ひによりて、馬じもの縄とりつけ、
鹿
(
シヽ
)
じもの弓矢
囲
(
カク
)
みて、大君の命畏み、天
離
(
サカ
)
る
鄙辺
(
ヒナベ
)
に
退
(
マカ
)
る。ふるごろも
真土
(
マツチ
)
の山ゆ帰り来ぬかも(万葉集巻六)
相聞の発達
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何しろ、
嫋女
(
タワヤメ
)
は國の寶ぢやでなう。出來ることなら、人の物にはせず、神の物にしておきたいところぢやが、——人間の
高望
(
タカノゾ
)
みは、さうばかりもさせてはおきをらぬがい——。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
何しろ、
嫋女
(
タワヤメ
)
は國の寶ぢやでなう。出來ることなら、人の物にはせず、神の物にしておきたいところぢやが、——人間の
高望
(
タカノゾ
)
みは、さうばかりもさせてはおきをらぬがい——。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何しろ、
嫋女
(
タワヤメ
)
は国の宝ぢやでなう。出来ることなら、人の物にはせず、神の物にしておきたいところぢやが、——人間の
高望
(
タカノゾ
)
みは、さうばかりもさせてはおきをらぬがい——。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
嫋
漢検1級
部首:⼥
13画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“嫋”で始まる語句
嫋々
嫋
嫋娜
嫋嫋
嫋竹
嫋婉
嫋美
嫋音
嫋々哀々