“高望”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
タカノゾ50.0%
たかのぞ33.3%
たかもち16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何しろ、嫋女タワヤメは國の寶ぢやでなう。出來ることなら、人の物にはせず、神の物にしておきたいところぢやが、——人間の高望タカノゾみは、さうばかりもさせてはおきをらぬがい——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
何しろ、嫋女ひわやめは、国の宝ぢやでなう。出来ることなら、人の物にはせず、神の物にしたいところよ。——ところが、人間の高望たかのぞみは、さうばかりも辛抱しては居りはせぬがい——。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
* 平将門は、桓武天皇の後裔平高望たかもちの孫に当り、父は陸奥鎮守府将軍平良将である。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)