“嫁娶(かしゅ)” の例文
これによりて、男女の相性、嫁娶(かしゅ)、修造、家相を選ぶも、みな相生(そうしょう)を吉とし相剋(そうこく)を凶とす。しばらくも五行を離るることなし。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
孝陵の山川(さんせん)は、其の故(ふるき)に因りて改むる勿(なか)れ、天下の臣民は、哭臨(こくりん)する三日にして、皆服を釈(と)き、嫁娶(かしゅ)を妨ぐるなかれ。諸王は国中に臨(なげ)きて、京師に至る母(なか)れ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
葬祭の儀は、漢の文帝の如(ごと)くせよ、と云える、天下の臣民は哭臨(こくりん)三日にして服を釈(と)き、嫁娶(かしゅ)を妨ぐる勿(なか)れ、と云える、何ぞ倹素(けんそ)にして仁恕(じんじょ)なる。文帝の如くせよとは、金玉(きんぎょく)を用いる勿れとなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)