“妻沼”の読み方と例文
読み方割合
めぬま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の商売の得意先もこのごろでは熊谷くまがや妻沼めぬま方面よりむしろ加須かぞ大越おおごえ古河こがに多くなった。離れていて、土曜日に来るのを待つのもつらい。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
二人はなお一気には山かげに遠ざかり兼ね、太田の町外れからバスがあるのを幸い、下野の平野を山の遠輪に沿うて横へ利根川べりの妻沼めぬまの聖天まで走らせました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
埼玉県の妻沼めぬま辺ではホシンカン、岩手県ではコウセンクヮあるいはコセンコというのはあきらかに片言であるが、秋田県の各地でエングヮンコまたはエングヮ、山形県に行くと荘内でも最上もがみ郡でも