“大越”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおごえ50.0%
オオゴエ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の商売の得意先もこのごろでは熊谷くまがや妻沼めぬま方面よりむしろ加須かぞ大越おおごえ古河こがに多くなった。離れていて、土曜日に来るのを待つのもつらい。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
清三の教えるへやの窓からは、羽生から大越おおごえに通う街道が見えた。雨にぬれて汚ないぬのを四面にれた乗合馬車がおりおり喇叭らっぱを鳴らしてガラガラと通る。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
切畑村の提内ヒサギウチ、上堅田大越オオゴエ船河内フネカワチ、同じく富士河内フジカワチ、下堅田の石打イシウチにもあると記してある。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)