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奴
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ぬ
ふりがな文庫
“
奴
(
ぬ
)” の例文
かくてこそ一家は円滑に、その営みはよく治まって参りますが、仮に、その家の主が、
奴
(
ぬ
)
ともなり
婢
(
ひ
)
ともなり、独りですべてをなそうとしたらどうなりましょう。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たとえば、一家の営みを見ましても
奴婢
(
ぬひ
)
がおれば、
奴
(
ぬ
)
は出でて田を耕し、
婢
(
ひ
)
は内にあって
粟
(
あわ
)
を
炊
(
かし
)
ぐ。——鶏は
晨
(
あした
)
を告げ、犬は盗人の番をし、牛は重きを負い、馬は遠きに行く。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“奴”の意味
《名詞》
(やっこ)(家つ子の転)家来、家の子。
(やっこ)徳川時代における武家の下僕、中間。
(やっこ)徳川時代の侠客。
(やつ)人や物などをぞんざいに言う語。
(出典:Wiktionary)
“奴”の解説
奴(やっこ)は、江戸時代の武家の下僕のこと。『古事記』が編纂された古代においては奴は奴隷階級を意味したと考えられる。
(出典:Wikipedia)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“奴”を含む語句
彼奴
奴婢
奴隷
彼奴等
奴輩
何奴
奴等
奴僕
這奴
黒奴
奴凧
匈奴
守銭奴
此奴等
畜生奴
小奴
冷奴
農奴
渠奴
爺奴
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